RE:クラスとレイヤーの使い分け
管理人
email:aoyama@hokkai.or.jp
Sat Aug 7 22:27:10 Japan 1999
管理人の方法を紹介します。(他の方の方法も知りたいですね)
レイヤは高度や階数や図面種別に使い、クラスは部材や部品分類に使います。
建具や設備はクラスと同時にシンボル名でさらに細分化して扱います。
それぞれの図面としての表示は、レイヤリンクと画面登録を併用します。
つまり、作図は各レイヤ上で行いますが、図面表示はリンクレイヤ上です。
立面図などはアングルやレンダリングを再現させるために画面登録を使います。
結果的に、レイヤ名は基礎、1階床、通し柱のように作業対象の内容が並び、
画面登録は1階設計、構造設計といった作業名と、伏図など図面名が並びます。
1階のレイヤには壁、柱、梁があり、平面図に梁は不要、伏図に壁は不要です。
この表示、非表示をクラスで行い、画面登録で切り替えます。
平面図に外構も表示する場合は、敷地のレイヤを表示する必要がありますが、
これは、1階と敷地のレイヤをリンクした、別のレイヤ上に表示させます。
このリンクレイヤで敷地のクラスを非表示にし、構造関係のクラスを表示し、
2次元で表示すると伏図になります。凡例や書き込みもクラスで制御します。
これらの設定を画面登録すると、レイヤ数は増えずに平面図と伏図ができます。
外観透視図などの3次元も同じレイヤを使い、画面登録で表示を切り替えます。
また、部材はクラス分けされているのでデータベースで拾い出しができます。
建具や設備はシンボル名で抽出します。レコード併用で型番まで表示できます。
作図はレイヤ数が少ない程楽ですから、リンクと画面登録を活用するわけです。
クラスは表示、非表示とデータベースを念頭において決めています。
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