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クマさんからの手紙
左のクマさん
目次
1999.3/30 入会できたか?
次の手紙

クマさんは、ちょっと心配。

会員登録のこと、VecterWorksClub北海道のこと、

これから、どうなる、このクラブ?

では、最初の手紙。

入会できたか?

入会の手続きしました。よろしくお願いします。

一応、『VecterWorksClub北海道』のホームページを見て、

所定の事項を書き込んで、

そうしたら一瞬にして会員名簿のページが表示されて、

という感じだったので、

果たして正しい手続きだったのかどうか不安なのですが、

入会の手続きは行いました。


会員名簿を眺めると

皆さん、楽しい方達のようで、そして、いろいろに悩み、

かなりのレベルで仕事をされているのだなぁと感じました。

僕は、まだVectorWorksのユーザーではありません。

Scriptについてもほとんど未経験で

(他の人の作ったものを使ってはいるのですが)、

これからは、こういう事も学習しなければいけないのかなぁ、

なんて思っていたところです。


Script談話室を覗いたところ

Script談話室を覗いたところ、

「VectorScriptのマニュアルは?」

とありましたが、

適当かどうかはわかりませんが(そして、ご存じだろうと思いますが)、

  *大河内勝司・中野洋一著 A&A監修 翔泳社発行の

「MiniCADプログラミング入門」

(¥3.800.-)1998.11.20初版

という本があります。


半分は読んだ

この本は、つらつら読んでいけます。

わかりやすいし、著者の熱気が伝わってきます。

読み進むにつれて、MiniCADのデータ構造

(MiniCADを作った人達がどんな風にモノをとらえていたか)

が、ぼんやりと見えてきます。

(もしかすると、AutoCADとのデータ交換などの参考になるかも・・・)

後半分は関数の説明(MiniCADとあるがVectorWorksの関数を含む)

で、Scriptを作り始めれば、その時、また役に立つと思います。

僕はまだ、前半分しか読んでいません。


アメリカでは

それと、ちょっと別なことですが、

アメリカにはコンピュータを教えるボランティア組織があるのだそうです

(だいぶ前の週刊誌のコラムです)。

そのボランティア組織というのが、

トップの人はものすごくレベルが高いのだろうと思うのですが、

会員は、例えば昨日パソコンを買ったと言うような人までいるのだそうです。

なぜ、そういう組織になっているかというと、

パソコンをもっと身近な存在ににさせようというのが、その会の趣旨で、

そのためには、昔の小学校の通学班のような構造、

入ったばかりの1年生は、1つ上の2年生に面倒を見てもらい、

2年生はその上の3年生に・・・

が大事のだということらしいのです。


つまり

つまり、ギャップがあり過ぎると、その溝は埋められないわけで、

お互いに不信感、ストレスとなってしまいますが、

レベルが近ければそれは避けれます。

そして、昨日教わったことを、今日、誰かに伝える

(この部分がボランティアということらしい)

ということを繰り返せば、

それは同時に理解を確実なものにしていくことになるというわけです。

そして何より、その会のトップの人は、雑事に追われること無く、

まさに最先端の問題を考えていられるということだと思うのです。


だからね

この会が、そんな風に成長していったらいいなと思いました。

そうすれば、背伸びしないでいいし、

僕の出番(かなり低いレベルです)もあるなと思うのです。

僕は、生まれも育ちも関東の人間ですが、

北の気候風土には親近感を持っています。

それが今、東京にいて北海道と交流できる。

なんてすばらしいことかと思いました。

できることしかできませんが、よろしくお願いいたします。


*大河内勝司・中野洋一

お二人とも日本を代表する著名なプログラマーです。

大河内氏はMacに初めて日本語を表示させた伝説のプログラマーとして知られています。

コーヒー豆を煎るのが趣味で、管理人は頂戴した生豆を家宝にしてます。

また、管理人の著書「iMacSaga」を大量に買い込んで知人友人にプレゼントされた由、

感謝、感謝であります。(角屋で買わずに叱られたとも伺ってます)