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クマさんからの手紙
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1999.4/14 データ変換体験談
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クマさんは、太っ腹です。

自分の体験を気前よく披露してくれます。誰にでも出来ることではありません。

今回は、*ろーどますた会員の質問に対するアドバイスです。

(管理人註:歯に衣着せぬ熱弁なので、所々、聞き取れない単語があります。悪しからず。)

 

*ろーどますた会員は公開前のクラブを独力で発見され、
と同時に躊躇なく会員登録を済ませ、
さらに、工事中の談話室をものともせず、質問を送信された勇者です。



 文字化け
 ろーどますた
 email:aoyama@hokkai.or.jp  Sun Apr 4 20:25:52 Japan 1999

 MiniCad7.03においてDXF出力したファイルがAutoCadLT97で開くと文字化けして
 しまいます。DWGで出力しても同様の結果となってしまいます。
 現在はAutoCad側で文字を入力し直しています。

 VectorWorksではDXF出力の設定ができるようになったとは聞いていますが、
 それで解決可能なのでしょうか。このような現象の対策をご存じないでしょうか?

 よろしくお願いします。(管理人代筆)


では、太っ腹の手紙。


最近の話

文字化けについて、最近の私の経験を披露(疲労)します。

 

MiniCAD7からAutoCAD?へのデータ変換

(相手があまりはっきりといわないのでよくわからない)

MiniCADでDXFに変換して、それを圧縮してフロッピーに入れ、郵送しました。

 

何しろ、これは初めてのことだったので、

本(MiniCAD7徹底解説[活用編]P.217〜P.232)とにらめっこで行いました。

結果は、まあ、〇(マル)!

 

僕が失敗したのは、

フロッピーのフォーマットをDOS形式にしなかったことでした。

(ほんとに■■■■■■マシンは■■なのです。

そして、ユーザーもそれを知って使って欲しいものです)


使ったのは

要は、DXFというテキストファイルの文字コードを、

相手に読める形にしてやればよいということです。

 

僕が使ったのは、

新井隆浩(Nifty Serve: GEBO2647)氏作 の

「ふみばこ」「ふみづかい」

http://hp.vector.co.jp/authors/VA001080/Program/index.html

(フリーウエア:僕は、雑誌のふろくCDで見つけた)。

 

他に、「TextToMac」という

広島大学 情報教育研究センターの隅谷 孝洋 (すみや たかひろ)先生の

作られたフリーウエア もあります。こちらは操作が簡単です。

(http://www.mis.hiroshima-u.ac.jp/~sumi/j/index.htmlでダウンロードできる)

 

大事なことは

大事なことは、

相手と土俵(データの構造)を合わせる、ということです。 

最終的に、CADデータは線分のデータと文字のデータになります。

そこまで低レベルにしてしまえば、どんなCADでも、確実に読めます。

と、

MiniCAD7徹底解説[活用編]には書いてあります。

 

MiniCADはデータの量が多い(モノの定義の仕方が厳密ということ)のです。

最初から面情報を持っていましたし(だから、使い始めたのですが)、

階層もレイヤーとクラスがあります。

そして3Dです。

つまり、1つのことを言うのに、定義しなければならない項目が多いのです。

(コンピュータが勝手にやっているので、使う方は意識していませんが)


文字化けについて
 
本題の文字化けについて、

コンピュータが使う文字コードに数種類あるというのは、皆さんご存じだと思います。

(■■な先輩達が、意地の張あいでむちゃくちゃにしてしまったのだと思う)

 

コンピュータの文字は、言ってみれば暗号ですから、

解読のためのコード表が無いと読めません。

ですから、まず、相手の文字コード(表)が何であるか、

同じものを持っているか(変換できるか)を知る必要があります。

 あとは、その文字コードに変換してあげればよいわけです。


Macの場合は

Macの場合は、市場占有率が低かった(立場が弱かった)ことと、

コンピュータそのものの能力が高く、早くからマルチリンガルだったし、

繋がるということ(データのやりとりをする:相手の情報を読むということ)に

かなりのエネルギーを費やしてきたため、この辺の処理能力はかなりあります。

 

■■■系のマシンはやっと最近のようです。

(変な例えですが、普通の■■■■人は英語しか話せません、そして、英語が話せな

いこと=■■と考えているような気がするのですが、例えば、中国系のインドネシア

人は、たいてい5か国語くらい話す事ができるのと似ています)

 



ほうら、熱弁でしょう?

さて、実務ではお馴染みの問題ですから、解決策は他もありそうです。

テクニック、参考書、ツールの紹介などは、VectorWorks談話室でどうぞ!

いっそのこと、という提案は、To A&A談話室でどうぞ! パワーユーザーはScript談話室かな?

ん? まだ、手紙の続きがあります。

ほうほう、こりゃまた、どうも…


P.S.

それから、「iMac Saga サーガ・英雄伝説」 買いました。

池袋のビックカメラで、¥1.470.-。

それが最後の1冊、滑り込みセーフ。(また仕入れると思いますが・・・)

 

サインしてもらおうかなぁ、なんて思いながら、義理の従姉妹

(この正月にiMacを買って、その次の日に、新製品と値下げと、というかわいそうな人)

に送って慰めてあげようとも思ったりしています。

 

いいですね。管理人さんの人柄ですね。

MiniCADの解説本より、ずっと(失礼)いいです。

たぶん、管理人さんの設計した家も、こんな感じではないかと思いました。




う〜ん、設計者の模範的なおだて方ですな。

宣伝までしてもらっちゃった。

クマさんのせいで「iMac Saga サーガ・英雄伝説」に興味を持たれた方、

書店にあるべきなのですが、コンピュータショップが確実です。

A&Aの直営店「角屋」にもありますので、よろしくね。

(女性好みのフルカラー、小さくて可愛い本です)